LUUP(ループ)は、都市部で人気の電動キックボード・電動アシスト自転車のシェアサービスです。短距離の移動に便利な一方で、「実際にいくらかかるの?」「長時間使ったら高くなる?」と料金に関する疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事ではLUUPの基本料金や課金方式、エリアごとの違い、注意すべき追加料金などをわかりやすく解説します。
LUUPの料金体系は「時間課金制」
初乗り+1分ごとの加算
LUUPの料金は、利用した時間に応じて課金される「時間課金制」が基本です。料金設定はエリアによって異なりますが、基本的な目安は次のとおりです。
- ライド基本料金:50円(税込)
- 時間料金 : 1分ごとに15円(税込)※2025年7月1日から改定:東京・大阪は20円
たとえば20分使った場合は、50円+(20分×15円)=合計350円となります。タクシーよりは安く、徒歩より速い――そんなポジションの移動手段といえるでしょう。
電動キックボードと自転車で料金差はなし
LUUPでは、電動キックボードも電動アシスト自転車も同じ料金体系です。車両ごとに価格が変わることは基本的にありません。
エリアによって若干の違いあり
都市によって料金体系が変わる
LUUPは全国一律料金ではなく、エリアによって料金設定が異なります。事前にアプリで必ず確認しましょう。
追加でかかる費用に注意
返却時のルール違反で加算も
LUUPは決められたポートに返却する必要があります。万が一ポート外に放置した場合や、返却完了操作を忘れてしまった場合には、違約金(30,000円~)が請求されることがあります。
延長料金の自動加算
LUUPは予約制ではなく、乗っている時間がそのまま課金対象になります。たとえばポートが満車で返却できずウロウロしている間も、料金は発生し続けます。返却先を事前に決めておくと無駄な課金を防げます。
支払い方法はキャッシュレス限定
LUUPの支払いはアプリ内で完結し、現金は使えません。あらかじめクレジットカードや一部のデビットカードを登録しておきましょう。料金は利用後に自動で引き落とされ、領収書もアプリ内で確認できます。
LUUPの料金を上手に使いこなすコツ
短時間の移動でコスパを発揮
LUUPは分単位で料金が加算されるため、ちょっとした移動に向いています。20〜30分以内で使うのが最もコスパがよく、長時間の移動や買い物の立ち寄りを挟む使い方は非効率になりがちです。
ポートの位置を事前にチェック
返却ポートが見つからずに無駄な時間を費やすと、料金も加算されてしまいます。乗る前に、目的地周辺に返却可能なポートがあるかをチェックしておくと安心です。
LUUPは、上手に使えばリーズナブルで時間も節約できる便利な移動手段です。料金体系を理解し、無駄なく活用しましょう。