2025年6月に登場した新料金プラン「ドコモMAX」。NTTドコモが従来の「eximo」に代わる形で打ち出したこの新プランは、これまでの通信量ベースの設計とは一線を画したサービスです。ここでは、その背景や狙い、利用者への影響について、初心者にもわかりやすく整理します。
旧プラン「eximo」の終了とその意味
2025年6月で新規受付終了
ドコモの従来の主力プラン「eximo」は、2025年6月4日をもって新規受付を終了しました。以降、基本プランはドコモMAXに一本化されます。
移行対象となる主なユーザー
- eximoまたはギガホプレミアを契約中のユーザー
- 特典や割引が切れるタイミングでの見直しを検討している層
既存契約者は継続利用が可能ですが、将来的な移行を前提に情報収集が求められます。
ドコモMAXの基本的な特徴
段階制の料金設計
ドコモMAXは、使用量に応じて月額料金が変動する「3段階制」の料金設計です。
- 〜1GB:4,565円
- 〜3GB:5,665円
- 無制限:7,315円(すべて税込)
旧プランとの違いは「中身」にあり
料金そのものはeximoとほぼ同等ですが、後述する特典や割引制度が大幅に強化されています。
エンタメ特典とポイント施策
- Amazonプライム:600円相当のdポイント還元(最大6か月)
- DAZN for docomo:月額4,200円→無料
- Leminoプレミアム:加入で月900pt×6か月還元
これまでの「通信プラン」にはなかった特典が付帯し、動画視聴・買い物・音楽など、スマホの使い方そのものが広がる設計です。
ユーザーへの影響と選ぶべき人
向いているユーザー像
- DAZNやAmazonなどのサブスクを普段から利用している人
- dカード・ドコモ光など複数のドコモサービスを利用している人
- 通信以外の付加価値を重視する人
注意点:特典の申込・管理は自己責任
特典は自動ではなく、My docomoなどでの申込が必要です。契約後に「使い忘れ」を防ぐため、利用開始後は内容を確認しておきましょう。