ドコモMAXは、データ利用量に応じて月額料金が変動する段階制の新料金プランです。さらに、複数の割引制度を組み合わせることで、月額コストを抑えることが可能です。本記事では、基本料金と割引の構造をわかりやすく紹介し、どうすれば「お得」に使えるかを整理します。

ドコモMAXの基本料金:3段階制

利用データ量に応じて料金が変わる

ドコモMAXは、月のデータ使用量によって以下の3つの料金に分かれます。

  • 〜1GBまで:5,698円
  • 〜3GBまで:6,798円
  • 無制限:8,448円

料金はすべて税込。使用量が少なければ自然と安くなり、たくさん使っても上限が決まっているため、安心して利用できます。

テザリングも容量の対象

スマホでのデータ利用だけでなく、PCなどに接続して使うテザリング通信も上記容量に含まれます。

組み合わせで安くなる各種割引

基本割引制度一覧

  • みんなドコモ割:家族3回線以上で最大1,210円引
  • dカードお支払割:dカード決済で550円引
  • ドコモ光/home 5G割:最大1,210円引
  • ドコモでんきセット割:110円引
  • 長期利用ありがとう割:最大220円引(2025年10月開始予定)

すべてを満たせば、最大でおよそ3,300円の割引になります。特に家族回線や光回線とのセットは大きな割引源となります。

割引の適用は「申請・設定」が必要

自動的に適用されるわけではなく、dカード払いの登録やファミリーグループ設定など、条件を満たしたうえで手続きを行う必要があります。

実際の月額イメージ

フル割引適用時の価格例

  • 〜1GB利用:5,698円 → 約1,700円台
  • 無制限利用:8,448円 → 約4,500円前後

割引が少ない場合はどうなる?

単身で割引条件を満たしにくい方は、料金が高止まりする可能性があります。その場合、使用量を1GB未満に抑えるなど、使い方の工夫でコストを管理するのがおすすめです。

こんな人にドコモMAXはおすすめ

通信費を抑えたいライトユーザー

Wi-Fiを多用し、月1GB以内に収まる方は最安価格で利用可能。年配層や在宅中心のライフスタイルには特に向いています。

割引特典を活かせるファミリー層

家族でドコモを利用している方、dカード・ドコモ光ユーザーは大きな恩恵が得られるため、積極的に活用すべきプランです。

ポイント:利用状況に応じた設計

「たくさん使っても安心、少ししか使わなくても無駄がない」――それがドコモMAXの料金設計です。割引条件を満たすことで、従来のプラン以上のコスパを実現できます。