支払額と受取額をケース別に比べる
5年払いの使いやすさは、毎月いくらなら無理なく続けられるかと、10年後まで資金を置いておけるかで変わります。2026年8月1日契約日分の公式例では、年齢・性別にかかわらず満期保険金額と受取率は同じです。
月額別に見る5年間の支払総額と満期額
| 月掛保険料 | 5年間の払込総額 | 10年満期の保険金 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 300,000円 | 330,000円 |
| 10,000円 | 600,000円 | 660,000円 |
| 15,000円 | 900,000円 | 990,000円 |
| 20,000円 | 1,200,000円 | 1,320,000円 |
たとえば月5,000円なら、5年間で合計30万円を払い込み、その後5年間は追加負担なしで契約を続け、10年目の満期保険金は33万円です。差額は3万円で、払込総額に対する受取率は110.0%となります。
5年目と10年目では受取率が違う
公式シミュレーションでは、3年時点と5年時点の解約返戻率は100.0%、7年時点は105.4%、10年満期は110.0%です。そのため「元本を割りにくいこと」と「早く解約しても同じように増えること」は別の話です。
特に5年目で払込みが終わった直後に解約すると、受取率は100.0%の例となっています。増加分を期待するなら、払込終了後も契約を継続できるかが重要です。10年間の途中で使う予定があるお金は、預貯金など別の置き場所も考えたほうが管理しやすいでしょう。
預貯金やNISAとは目的が違う
預貯金は必要なときに引き出しやすい一方、金利は金融機関や時期で変わります。NISAは株式や投資信託などの運用益が非課税になる制度ですが、投資商品の価格は変動し、元本が保証される制度ではありません。
じぶんの積立は、受取額の見通しを立てやすく、一般生命保険料控除の対象になる点が特徴です。一方で、物価上昇が続けば、10年後に受け取るお金の実質的な購買力が下がる可能性があります。「増やすこと」「減らしにくさ」「使いやすさ」のどれを優先するかで選択肢は変わります。
次ページでは、申し込みの流れ、生命保険料控除、満期保険金を受け取るときの税金など、契約前に確認したい実務面を整理します。