契約前に確認したい手続きと税金
積立保険は受取率だけで決めるのではなく、申し込み方法、保険料を払えなくなった場合、生命保険料控除、満期時の税金まで確認しておくと判断しやすくなります。とくに5年間は毎月の払込みが続くため、家計との相性が重要です。
公式サイトでは資料確認と面談を経て申し込む
明治安田生命の公式ページでは、パンフレット請求、資料確認、面談による説明、申し込みの4段階が案内されています。契約時には、保険設計書や注意喚起情報、ご契約のしおり・約款で、受取額や支払条件、免責事項を確認します。
申込日または所定の書面・電磁的記録を受け取った日のいずれか遅い日から、その日を含めて8日以内であれば、原則としてクーリング・オフの対象です。例外もあるため、実際の手続きでは契約時の書面を確認してください。
一般生命保険料控除の対象になる
「じぶんの積立」は一般生命保険料控除の対象です。控除とは、支払った保険料がそのまま戻る制度ではなく、一定額を所得から差し引いて所得税・住民税の計算に反映する仕組みです。すでに他の保険で控除枠を使っている場合は、追加の効果が小さくなることがあります。
2026年分の所得税では、新契約の一般生命保険料控除は通常は最高4万円です。23歳未満の扶養親族がいる場合には特例があり、一般生命保険料控除の上限が最高6万円となります。ただし、介護医療・個人年金を含む生命保険料控除全体の所得税の上限は12万円のままです。
満期保険金は契約関係で税区分が変わる
保険料を負担した人と満期保険金の受取人が同じで、一時金として受け取る場合、原則として一時所得の対象です。一時所得は受取額から支払保険料などを差し引き、さらに特別控除50万円を差し引いて計算します。他の一時所得がある場合は合算して考える必要があります。
一方、保険料を負担した人と満期保険金の受取人が異なる場合は、贈与税の対象となることがあります。契約者、実際の保険料負担者、受取人をどう設定するかで課税関係が変わるため、家族名義で契約する場合は特に確認しておきたい点です。
保険料を払えないと失効する場合がある
払込期月内に保険料を支払えない場合には猶予期間がありますが、第2回以後の保険料が猶予期間内に払い込まれないと契約は失効します。この商品には自動振替貸付や通常の復活の取扱いがなく、失効取消可能期間を過ぎると有効な状態に戻せません。
次ページでは、5年払いを活用しやすい人と、預貯金や投資など別の選択肢も比較したい人を整理します。