家を売るとき、「大手に頼めば安心なのでは」と考える人は多いです。
不動産売却では、査定額、販売力、担当者の説明、対応エリア、売却後のサポートによって結果が変わります。特に初めて家を売る人にとって、知名度のある大手不動産会社を比較することは、不安を減らす一つの方法です。
ただし、大手ならどこでも同じというわけではありません。同じ家でも、会社によって査定額や売り方の提案が変わることがあります。家を売る前に、大手6社の特徴と比較するときの見方を知っておきましょう。
家を売るときに比較される大手6社とは
不動産売却で「大手6社」と言われる場合、売却特化型の不動産ポータル「すまいValue」に関係する不動産流通6社を指すことが多いです。
具体的には、次の6社です。
| 会社・ブランド名 | 特徴の見方 |
|---|---|
| 三井のリハウス(三井不動産リアルティ) | 全国規模の仲介ブランドとして知られ、マンション・戸建て・土地など幅広い売却相談に対応しやすい会社です。 |
| 住友不動産ステップ | 旧・住友不動産販売です。売買仲介を中心に展開しており、都市部や住宅地の売却相談で候補になりやすい会社です。 |
| 東急リバブル | マンション、一戸建て、土地の売却査定に対応しており、都市部や沿線エリアでの売却相談でも名前が挙がりやすい会社です。 |
| 野村の仲介+(野村不動産ソリューションズ) | 不動産情報サイト「ノムコム」を運営し、住宅売買の仲介や相続・不動産投資の相談にも関連する会社です。 |
| 三菱地所ハウスネット | 三菱地所グループの住まい売買仲介会社で、「三菱地所の住まいリレー」として売却相談を受け付けています。 |
| 小田急不動産 | 小田急沿線を中心とした地域性に強みがあり、マンション・一戸建て・土地の査定や買取相談にも対応しています。 |
この6社はいずれも不動産売買仲介の実績やブランド力がある会社です。ただし、すべての会社がどの地域・どの物件にも同じ強さを持つわけではありません。都市部のマンション、郊外の戸建て、相続した空き家、土地売却では、相性のよい会社が変わります。
大手6社を比較する人が多い理由
大手不動産会社を比較する人が多い理由は、販売網や買主情報、広告展開、取引実績に期待できるからです。家の売却は金額が大きく、契約や引き渡しまでの手続きもあるため、知名度のある会社に相談したいと考える人は少なくありません。
また、大手は自社サイトや店舗網を持っているため、物件情報を多くの購入検討者に届けやすい面があります。マンションや戸建てを探している買主に向けて、物件の魅力をどう見せるかも売却結果に関わります。
大手でも得意な物件は違う
大手6社の中でも、得意な物件やエリアは違います。たとえば、都市部のマンション売却に強い会社もあれば、沿線エリアの戸建てや土地に詳しい会社もあります。
相続した古い家や空き家の場合は、単純な中古住宅としての売却だけでなく、古家付き土地、買取、解体前提の売却なども検討する必要があります。そうした場合は、査定額だけでなく、売り方の提案まで比較することが大切です。
大手6社を比較する前に見るべきポイント
不動産会社を比較するとき、まず目に入るのは査定額です。しかし、査定額は売却価格の保証ではありません。高い査定額を提示されても、実際にその価格で売れるとは限らないため、根拠を確認することが重要です。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 査定額 | 近隣の取引事例や市場動向に基づいているか |
| 販売戦略 | どの買主層に、どのように売るのか |
| 担当者 | 説明が具体的で、質問に丁寧に答えるか |
| 対応エリア | その地域で売却実績や買主情報があるか |
| 売却方法 | 仲介だけでなく、買取や古家付き土地としての提案があるか |
大手不動産会社を比較するときは、知名度だけで選ぶより、実際の査定額や販売提案を見比べることが大切です。同じ家でも会社によって査定額や売り方が変わるため、まずは複数社の査定を確認しておくと判断しやすくなります。





