定期預金に1000万円を預けていると、「このまま預け続けるべきか」「一部を解約して投資に回したほうがよいのか」と迷うことがあります。
預金だけでは資産を大きく増やしにくいことや、物価上昇によってお金の実質的な価値が変化する可能性を考え、定期預金の一部を投資へ移すことを検討するケースもあります。
預金から引き出したお金を株式や投資信託などで運用すれば、値上がり益や配当などによって資産を増やせる可能性が生まれます。1000万円すべてを投資する必要はなく、使う予定のない資金だけを運用に回す方法もあります。
定期預金を解約する人は本当に増えている?
定期預金の残高や家計が保有する預金額については統計が公表されていますが、定期預金を解約した人数の推移を直接示す公的な統計は確認できません。そのため、「解約する人が増加している」「多くの人が解約している」と一律に断定することはできません。
ただし、預金金利や物価の変化、将来に向けた資産形成などをきっかけに、定期預金の解約や資金の移動を検討する理由はあります。
日本銀行の資金循環統計によると、2026年3月末時点の家計の金融資産は2386兆円で、そのうち現金・預金は1126兆円と、全体の47.2%を占めています。※1
家計のお金の多くが現金や預金で保有されている一方、当面使う予定のない資金については、その一部を投資信託や株式へ移し、将来の資産形成に活用する選択肢もあります。




